経済
マサンフード:上半期の売上高が17兆VNDを超えた
マサングループは、第2四半期の売上高が9兆2,500億VNDとなり、上半期純売上高が計17兆4,000億VNDを超えて、前年同期比で3%減少したことがわかった。
金融費用及び販売費が前年上半期より激減したものの、同社の増益につながらない。今年上半期の純利益は累計で同36%近く減少して2兆1,900億VND強にとどまっている。
同期の期末時点では同社の総資本が68兆VNDを超えたものの、そのうち負債が半番近くを占めた。
日用品部門について同社の経営陣は年末頃に、純売上の20~25%増加を予測した。調味料や加工食品の高級化戦略に合わせて飲料と加工肉の成長はその売上増大の主要な動力と考えられるという。但し、新商品開発の失敗、市場の購買力低下、ビールやコーヒー部門の不成長など多くのリスクが懸念されている。
飼料部門については、年末頃に、アフリカ豚コレラの拡大や期待はずれの肉製品販売網の拡大スピードなど多くの懸念により、成長率が一桁だけになることを予測した。
また、同社は鉱業部門の業績予測について慎重な姿勢を示した。そこで、同部門を担当する子会社は現在、在庫品価格の引き下げで利益確保に努めているものの、純売上高が商品の価格変動に大きく依存されている。