経済

ビングループ:ビンファストやビンスマートから、数兆VNDの利益を上げた

ビングループは先程、2019年度上半期の連結財務諸表を発表した。その中、同グループの今年上半期の売上高が前年同期比で1.3%増の61兆5,000億VND強(約3,000億円)となった。税引後利益が同89.5%増の3兆3,000億VND強(約161億円)となった。

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特に、第2四半期における売上高が40兆VND近く(約1,951億円)となり、同23.2%増加した。税引後利益が2兆3,400億VND(約114億円)を上回り、倍増となった。

事業部門別では、不動産部門は売上高が25兆7,590億VND(約1,256億円)になり、同9%増加して、総売上高の最も高い割合を占めている。それは主にVinhomes Ocean Park, Vinhomes Skylake, Vinhomes Green Bay, Vinhomes Star City タインホアという大規模な案件によるものである。小売部門は同74%増の7兆VND近く(約341億円)、不動産賃貸が同14%増の1兆6,320億VND(約80億円)。エンターテイメント、教育、医療事業は伸び率が17%~41%変動。

ビングループ:ビンファストやビンスマートから、数兆VNDの利益を上げた

自動車、電動バイク、電子部品の製造部門は売上高が1兆3,000億VND(約63.4億円)で、上半期累計額が2兆6,000億VND(約126.8億円)となった。それは前年同期比で4倍強も高いが、総売上高に4.1%だけ占めている。実際に、この部門は未だ利益がないとされている。

第2四半期には、ビングループの製造部門は売上高が原価を下回り、今年上半期累計で税引前損失が3兆1,000億VND(約151.2億円)となったことがわかった。同期の期末時点では、同部門の資本が73兆6,000億VND(約3,590億円)を超えて、年頭の2倍近く増加した。それに対して、負債が10兆2,000億VND(約497.6億円)である。

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