経済

米中貿易戦争激化、中国:70億USDをベトナムに投資

米中貿易戦争が一層激しさを増している最中、ベトナムに中国投資家が殺到している。外国投資庁によると、5月20日時点では、中国によるベトナムへの投資額が70億USD(約770億円)になり、韓国、日本、シンガポールのを上回ったことが明らかになった。

具体的には、港湾地域の投資家は直近5ヶ月にわたり、ベトナムへの投資額が50億8,000万USD(約5,588億円)を超え、新規投資案件数が113件、追加出資案件数が31件、資本出資・株式購入案件数が57件になるということだ。

中国本土からの投資家がベトナムに20億2,000万VND(約2,222億円)を投資したことにより、同国のベトナムへの総投資額は約71億USD(約7,810億円)になった。

直近5月13日に自身のツイートで、ドナルド・トランプ米大統領は、米国の対中課税対象となる企業が中国からベトナムをはじめアジアの各国に拠点を移転せざるを得ないと指摘した。それにより、ベトナムが将来、多額の投資が誘致できる国になる見通しに専門家や投資家の期待が高まっている。しかし、ベトナム経済は米中貿易摩擦に伴う影響を受けているのが現状である。

 

 

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