ハノイ市：黄金の花鮮やかに、ゴールデンシャワー咲く

ゴールデンシャワー（ナンバンサイカチ）は現在ハノイ市内各地で満開を迎えている。夏の灼熱の日差しが照りつけてくる中、花が綺麗に色鮮やかに咲いている。無数の房状になる花が降り注ぐこのゴージャスなゴールデンシャワーは、それの素晴らしい満開姿を写真に収めようとする若者達の心を惹きつけてきた。

ハノイで、ゴールデンシャワーは西湖（タイ湖）や新築市街地等の周辺でよく植えられている。

ゴールデンシャワーは最も綺麗に花を咲かせるのが、夏の炎天の日差しが町を照らし始める5月頃である。

照りつける日差しの中、花の鮮やかな黄色がより輝くように見られる。

ゴールデンシャワーはベトナム語でMuồng hoàng yến (ムォン・ホアン・イェン）の通称に加えて、Muồng hoàng hậu（ムォン・ホアン・ハウ）, Hoa lồng đèn（ホア・ロン・デン）, Bò cạp nước（ボー・カップ・ヌォック）, Bò cạp vàng（ボー・カップ・ヴァン）、Mai dây (マイ・ザイ）、Cây xuân muộn (カイ・ズアン・ムォン）、Mai nở muộn （マイ・ノ・ムォン）という別名もある。

ゴールデンシャワーは高さが10～20ｍで、直径約40cmで速く成長するのが特徴。樹皮が白グレーで、茎の内部がピンクで赤色の染料として使われている。

開花時期は、北半球が5月～7月、南半球が11月前後になる。花の満開が非常に美しいが、実に有毒成分が含まれる。