経済

首相:タイ系SCGグループ会長と会談

2月26日午後、グエン・ズアン・フック首相は、セメントや建材などの生産で東南アジアで最大規模のタイ系SCGグループの会長兼社長のRoongrote Rangsiyopash氏と会談を行った。

席上、フック首相は、ベトナムにおいて化学物質・建材・包装等の複数分野で同社による投資活動及び、ベトナム・タイ戦略的パートナーシップへの実践的な貢献を高く評価した。

タイとの戦略的パートナーシップ強化を重要視する旨を強調すると共に、フック首相は両国企業間の複数の協力分野における際立っている発展に歓喜を表した。また、同グループには、ベトナムで継続的な投資を行い、同グループによる確約に沿って、計画・効率性・環境保護及びベトナム法令遵守が確保できるよう南部石油化学コンビナート案件を含む投資中の全案件を推進することが求められると首相は述べた。

フック首相にお時間を割いて頂いたことに感謝を表すほか、SCGグループRoongrote Rangsiyopash氏は進められている同グループによる南部石油化学コンビナートの進捗を報告し、稼働開始予定を2023年にすると言った。同グループは、同案件の促進に向けて各当局と積極的に協議しており、ベトナムの各当局に感謝の気持ちを述べた。

現在、同案件には約400請負者及びベトナム技術者約60人がいて、それらの技術者に対し業務の要件に応えるための専門知識向上に向けて研修を実施する予定であると語った。同グループは、同案件を計画・セキュリティ・環境考慮の面を確保しながら確実に進めていくと約束した。

もっと見る

関連記事

Back to top button
Close