経済

レノボ:ベトナム工場を建設したい

中国系レノボ・グループ代表者はこの間、生産工場建設の投資機会を模索するために北部バクニン省とバクザン省のトップらと面談を行った。

レノボ社長バク・ダン氏によると、同グループは面積20~30ヘクタールの土地を使用して、パソコン部品生産工場を建設する計画があるという。そこで生産された製品は米国に輸出され、輸出額がおよそ30億USDになる見通し。

レノボ代表者は、バクザン省とバクニン省に対し、投資目的に適した工業団地の紹介を頼むに加え、同2省トップらに企業向けの優遇対策、高度人材、通関手続きについてサポートを希望する。 バクザン省側で、同省人民委員会グエン・バン・リン氏は、同様な願望を表すと同時に、レノボ社に同省への投資を検討することを望んでいると述べた。

バクニン省には現在、工業団地16カ所があり、33カ国・地域から1,300件のFDI案件を誘致、総投資額が180億USDに上った。投資案件においては中国が約160案件で5位だ。それに対し、バクザン省には92投資家がいて、殆ど中国系企業で、投資分野が太陽電池や電気部品である。

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