サイゴン中心部:ランチにぴったりの3つ料理
バインクオン(Bánh Cuốn=蒸し春巻き)
チャー(ベトナム風練り物)、ネム(ベトナム風ハム)やキュウリや茹でもやし等の具材が載せられた、柔らかい生地のバインクオンは、ご飯に飽きてしまった時の最適なオプションに間違いない。1区グエンチャイ通り(Nguyen Trai)150路地にある庶民的な料理店は、前から地元の人に親しまれた場所になった。店長は滑らかで柔らかい生地に仕上げるための独自の米粉汁の作り方があるといわれる。具材は濃厚に味付けた豚肉、木耳、春ザメ等だ。
チャオロン(Cháo Lòng=豚内蔵のお粥)
この露店は1区、コーザン通り(Co Giang)193番目にあり、2つのたらいがピタッとくっついているように奇妙な形をしたお粥の鍋と、周りがプラスチック製の小型椅子やテーブルに囲まれる様子でわかりやすい。その店はホーチミン市で80年以上も営業を続けており、国内外の顧客を魅了する飲食店の一つだ。
お粥は、豚内蔵と小腸を大盛りに盛り上げると高く評価された。お米を焙煎してからお粥に作るというコツで、お米の香りをグ~ンと感じられるお粥が出来上がる。豚内蔵全てが載ったお粥は40,000VND(約190円)だ。
バインカインクア(Bánh Canh Cua=カニのタピオカ麺)
ベンタイン市場に行く予定であれば、バハイ(ハイお祖母さん)のバインカインクア屋を訪れてみたら。この屋台店は、30年間にわたり顧客に愛されてきた。
この料理の魅力は、豚肉を柔らかすぎないように煮込む方法と、うま味調味料を使わず濃厚なうま味を引き出す出汁を作るコツにある。バインカインクアはカニ、海老、数枚の茹で豚肉と数枚の練り物がある。店長は、麺を透明で柔らかいものに使っている工夫をした。
同市中心部にある他の店での価格は65,000VND/個に対して、ここは50,000VNDだけの安値。より高い値段で注文すると、多くの肉を加えてもらうことができる。