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Thu Duc農産物卸売市場でゴミ燃焼による発電

ホーチミン先端科学技術応用センター(サイゴン・イノベーション・ハブ=SIHUB)はMILAIグループ(日本)と協力し、日本の6Rエネルギー回収型有機廃棄物処理技術の商用化を開始した。この案件は日本観光省のサポートを受け、日本の地球環境センター(GEC)が管理する。ホーチミン市のThu Duc区(トゥドゥック)農産物卸売市場の廃棄物サンプルを5ヵ月以上に処理したことで同案件の効率性が認められた。

この技術では有機廃棄物が電力又は熱力に転換される。有機廃棄物処理システムと電動付きの廃棄物収集車の二つのメイン要素で構成されており、CO2排出量なしを目標にしたクローズサイクルをつくる。ゴミが電動車によって収集され、そのゴミの処理過程で生まれた電気そのものが車の充電に使用される。

専門家によると、既存の技術では、有機廃棄物が堆積化又はバイオガス化に処理されているため、多くの時間やスペースを要する上に、環境汚染を引き起こす恐れもある。一方で、この技術は柔軟な処理能力を持ち、一台にあたり一日100kgから25トン処理できる。

現在、ホーチミン市はごみ転送ステーション26か所がある。プロセスとして、ごみが各家庭や集積所から収集され、ここに運ばれ、前処理されてから処理場に転送されること。

初期段階で、6R技術はホーチミン市の最初の機械会社に移転された。ある日本スーパーマーケットチェンもこのソリューションの導入を検討中。

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