中国産の低価格のミニマンゴはベトナムに登場

6月下旬から今まで、中国産のミニマンゴは毎晩、ホーチミン市の卸市場に100トン以上も運搬されてきた。

中国産のミニマンゴは、低価格、独特な香り、甘い味わいと小さい種という特徴で地方市場や果物の店舗に人気になる。

果物の卸販売をしているタイン氏(ホーチミン市トゥドゥック区在住)によると、このマンゴはサイズが小さく、台湾産のミニマンゴと同様な品種だが、遥か安い。価格は今年が去年より30％減の3万VND／キロ(約145円)ぐらい変動しているという。

同市ゴーバップ区にある果物屋の持ち主のラン氏が、毎日ミニマンゴの2つのケージ(約30キロ)を売り切っている。このマンゴが人気になる理由は、一個がわずか100～150グラムの軽量、非常に小さい種、濃厚な甘味と黄金の果肉などの特徴にあると思われる。ミニ黄色いマンゴのサイズは卵より微かに大きい。

現在、中国産のミニマンゴはちょうど旬を迎えている。今年は生産量が多いため価格が急落。ミニマンゴが多く栽培されている中国海南島は、中国でマンゴ収穫量が最も多い地域として知られている。収穫期が5月から9月までだ。