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日越の親密な友好関係について、ベトナム首相は蓮についての民謡で表現した
ベトナムと和歌山県を含む日本との広範な戦略的パートナーシップの深化について、グアン・ズアン・フック首相は、以下通りにベトナムの伝統的な意味深い民謡(Ca dao=カ・ザオ)で表現した。
「ホア・セン・サオ・ケオ・ズ・マウ ナン・ノン・コン・ニャット、ムア・ザウ・コン・ファイ」 (直訳:太陽光の下で色が落ちず、雨の下でも褪せない 色持ちがいい蓮のように)
6月30日に、日本を公式訪問中のグエン・ズアン・フックは和歌山県き木之川市で開催されたベトナム・日本ハス観蓮会に参加した。そのイベントはベトナム人と日本人にも好まれる高貴な花であるハスのための特別なイベントであると首相は述べた。
「過去2千年の眠りから覚めた日本の大賀ハスに肩を並べ美しさを誇示するために、数千キロも離れた遠い国であるベトナムからやってきたベトナムのハスを賞賛することができるのはまさか特別な機会ではないか。ベトナム蓮と大賀ハスは、両国民の親密な深い精神的なつながりを明確に表すものに違いない」と首相は述べた。
フック首相によると、日越の友好関係は1,000年前から芽生えて、両国民間の文化・貿易・交流活動や意味深い出会いを通じて構築され、培われてきた。ベトナムと日本は、豊かな伝統文化を重んじ、道徳的基準を尊重することや、国民が勤勉で精神的に力強いことなど多くの共通点を持っている。
両国の強力友好関係が広範的かつ包括的に発展してきた。その関係は2014年3月に、アジアにおける平和と繁栄のための広範的な戦略的パートナーシップになり、新たな高みに成熟した。