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ベトナムでのGrabによるUber買収:違法ではない
商工省傘下の競争・消費者保護局は調査結果を踏まえて、ベトナムで昨年の半ば頃に行ったグラブ(Grab)のユーバー(Uber)買収により、統合後のグラブの市場シェアが50%を上回ったことには、経済集中に関する規制に違反した兆候があるという判断があったことが判明した。
2018年12月末に、同局は全ての報告、調査結果を政府によって設立され、商工省と独立して運営する競争審議会に提出した。しかし、書類を確認すると共に6月11日の審問で当事者の陳述を検証した以上、競争審議会が立ち上げた特別審議会は、ベトナム法人のグラブとユーバーに対して取り締まり及び措置を適用するよう調査機関の要請を却下したことが明らかになった。
この間、上記の決定に対する異議申立がない場合、競争・消費者保護局は裁判費用を支払う義務を果たすとされる。