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ヌティフード:スウェーデンで乳製品加工工場を稼働開始
5月27日、スウェーデンのストックホルム市で、地場系乳製品メーカーヌティフード(NutiFood)と、スウェーデンの不動産大手バッカヒル(Backahill)グループと、Skånemejerier Ekonomisk Förening乳牛酪農場協同組合による合併企業は、ヌティフード・スウェーデンAB(NutiFood Sweden AB)工場の稼働開始を公表したことが明らかになった。ベトナムの乳製品大手によるスウェーデン進出は今回が初めてである。
また、この公表式はスウェーデン・ベトナム外交関係樹立50周年記念を期に、スウェーデン首相Stefan Löfven氏の招聘に応じたグエン・ズアン・フック首相のスウェーデン公式訪問の枠組みの中にある活動である。
バッカヒルグループのErick Paulsson氏によると、ヌティフォードをパートナーに選んだ理由は、ヌティフードは数多くの国に輸出しており、起業者が牛乳及び乳製品生産における長年の経験を積んだ栄養専門家であることだという。同社は、数年間にわたり、特殊栄養食品分野において強みを持ち、市場の最大のシェアを占めており、フォーブス誌によってベトナムの最も価値が高いブランドトップ40入りに格付けられた。
ヌティフードは、医者と栄養専門家によって設立された栄養食品生産企業である。20年間近く運営した後、同社は市場及び消費者の心の中で確固たる地位を確立した。2016年から3年間連続で、発育不良で栄養失調の子供に向ける同社の特殊商品GrowPlus+が、市場調査組織ニールセンによって、ベトナム子供に向ける特殊乳製品の中で販売数量が最も多い商品として認証されている。