衣料品輸出伸び率が世界最高水準だが、ベトナム人は未だ偽物を好む

ベトナムの衣料品輸出額が2008年～2017年期の平均成長率が13.1％を記録し、4.9％の世界平均を大幅に上回ったが、偽物衣料品が国内市場シェアの83％も占めているため、国内アパレル小売市場は企業にとって依然として魅力的ではないと考えられる。

輸出先の多様化により、ベトナムの対米輸出依存度が低くなり、飽和している米国の衣料品市場にも関わらずベトナムの繊維アパレル産業の前向きな見通しが確保できる。ベトナムの米国への輸出は総輸出額の38.6%を占めている。

VNダイレクト証券株式会社によると、ベトナム繊維アパレル産業の株式評価は、殆ど前向きな内的要因及び外的要因を反映したため、適切だと判断されている。その中、最も注目を集めるのは、ソイテキー（STK）、メイソンホン（MSH）と、タインコン（TCM）という企業だ。