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地場系T&Tグループ:ロシアで子会社を設立

2019年5月22日、ロシアのモスクワ市で、ロシア公式訪問中のグエン・ズアン・フック首相及び上級代表団は、現地法人T&Tロシア株式会社の開設式に出席し、テープカットを行った。同社の開業式は、金融事業や不動産開発等を手掛ける地場系コングロマリットのT&Tグループの、海外事業展開及び投資貿易の分野での新たな発展を記録した。

T&Tグループのロシア法人設立は、同社が、アジア地域の優良企業トップ50入りを目指すベトナムの最大企業(ベトナム最大の民間企業トップ5入)になる目標を実現するためである。それに先立ち、同グループはロシア市場への投資登録証明書を付与された。総投資額が2500万USD(約27億5,000万円)。

同グループは、カルーガ州(ロシア)との連携協力の合意書に署名し、それを同州におけるT&Tグループの投資促進の土台としている。そこで、カルーガ州において、ハイテク農業、健康治療、石炭探査及び採掘等の分野で投資を検討する。

また、当日にロシア連邦政府のゲストハウスにおいて、T&Tグループとロシアの国営石油会社ザルベジネフチは、両社間の協力覚書を締結した。それによって、両グループは、ベトナムで、総出力が約4,000MWの再生可能エネルギー及び液化天然ガスLNGの案件開発に協力することを公約した。同案件の総投資額が45億USD(約4,950億円)を超えると見込まれる。

 

 

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