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中国:カシューナッツ購入量急増、中越国境沿いに工場を開設
商工省によると、2019年4月にカシューナッツの中国への輸出量が92%増の4,000トン、輸出額が54%増の3140万USD(約24億5,400万円)になったことが明らかになった。2018年に、ベトナムはカシューナッツ輸出量において、引き続き世界一位を維持し、その中、中国が主要な輸出市場の一つである。
関税総局の統計データによると、2019年4月におけるカシューナッツ輸出は、2019年3月比では輸出量で11.6%増の35,700トン近く、輸出額が8.4%増の2億7118万USD(約298億2980万円)に達し、2018年4月比では、量で10.9増だが、輸出額が12.6%減になったことが判明された。
この数年にわたり、複数の国内外の企業はベトナムでカシューナッツ加工工場を開設し、カシューナッツ生産業界に参入した。最も注目を集めるのは、中越国境沿いの輸出加工区内にあるいくつかのカシューナッツ加工施設は中国企業により投資されている。
ベトナムカシューナッツ協会(Vinacas)ダン・ホアン・ザン副会長によると、ベトナム産カシューナッツ種子の中国輸出量が10年間連続で常にカシューナッツ種子の輸出量全体の13~15%を占めていることが判明した。カシューナッツはカオバン、ラオカイ、クアンニン等の主な国境ゲート経由で輸出しており、ラングソン省のゲートではまだ輸出量が多くない。