ホーチミン市：ドンナイ省4町からの豚肉購入を中止

ホーチミン市で行ったアフリカ豚コレラ緊急対策会議で、ホーチミン市畜産獣医支局ヒュン・タン・ファット副局長により、5月2日以降、ホーチミン市は、Binh Minh町、Doi 61町（チャン・ボム群）、Phuoc Thien町、Phu Hoi町（ニョン・チャック群）4つのドンナイ省の町から豚肉購入を中止することが明らかになった。理由は、5月2日、チャンボム群とニョンチャック群人民委員会は上記の町にアフリカ豚コレラが発見されたことを発表したためだ。

ファット副局長によると、ホーチミン市には、豚の飼養戸数が3.000世帯を超えて、飼養頭数が274,000頭以上にのぼった。その中、247世帯が飲食店からの廃棄料理を豚の餌に使っており、高い感染のリスクに晒されているという。それで、ファット氏が迅速な感染発見のために検査を強化するよう要請した。それと同時に、各省当局が協力し合い、共同で対策を講じることも求められるという。

さらに、同市農業農村開発局は、最悪事態の発生時に備え、直ちに畜産獣医支局に援助できるように、50人の青年達を動員させ、対策訓練を行うことを指導するよう指示された。