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ベトナム人2人:「テレコム・アジア・アワード」の候補者
2019年3月末、テレコム・アジア・アワードは「最優秀ホールセール通信キャリア」の候補者募集の知らせを明らかにした。アジア地域の候補者7人の中に、携帯通信大手のベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)の最高経営責任者(CEO)二人がいるという。
第1候補者は、ミャンマーでのベトテルのブランドであるマイテル社(MyTel)の2017年~2018年期のCEOに任命されたグエン・タイン・ナム氏である。ナム氏は、マイテルを開通10日後、顧客数100万人に達成した成長率の高い企業に導いたことで同賞の主催者から高い評価を受けた。同社は事業展開7か月後、顧客数が500万人に達した功績をあげた。ミャンマーにおける携帯市場に関する調査結果によると、回答者の90%以上がマイテルに好感を持つことが明らかになった。さらに、回答者94%は、マイテルがベトナムから来た、ミャンマーにおける4番目の通信業者であることが分る。
第2候補者は、東ティモールにあるベトテルの子会社テレモール(Telemor)のチャン・ヴァン・バン社長である。テレモールは、通信業者からデジタル技術業者への移行で評価されている。東ティモールにおいて、テレモールは電子ウォレットやモバイル決済を展開する最初の通信企業である。同社は東ティモール政府によって、国内の配線工事や国のデータセンター建設等大規模な案件を委託された。