経済
安価な日本サツマイモ:ホーチミン市の路上で販売
今週頃、ホーチミン市の多くの道路で日本種といわれるサツマイを2キロ当たり僅か15,000VND(約73円)で売っている複数の屋台が現れた。
脇道で山積みになり販売されるだけではなく、サツマイモがバイク移動販売車が大きな掛け声で呼びかけ、1キロ当たり10,000VND(約49円)と安価で売っている。物売りのフォン氏は、毎日サツマイモ約60キロを売って、コストを差し引いた後、20万VND(約976円)を稼いだと話した。「前は果物を売り歩いたが、最近サツマイモの安さに気づいて、サツマイモに切り替えた。前はバイヤーの卸価格が2万VND(約97.6円)だったが、今は数千VND(約30円)しかなかった」と彼は語った。
中部高原地方ザライ省の農業農村開発省によると、今年2月から、地方フーティエン群(Phu Thien)全域のサツマイモの生産量は14,000トンになり、うち8,000トンが売り遅れた。それは農家が栽培規模を拡大したが、バイヤーが買取を停止したという理由が挙げられた。地方サツマイモ畑では、2月末時点での買取価格が1キロに2,000VND(約9.8円)にとどまった。しかし、直近1週間前に、ハノイ市とホーチミン市にあるスーパーにより救済を受け、価格が同5,000~6,000VND(約24.4~29.3円)に上昇した。現時点、地方の14,000トンのサツマイモの約80%が売れたという。