経済
ベトナムで和牛の肥育のブームが勃発
この近年、ベトナムで牛肉輸入が急増してきた。現在、輸入した冷凍牛肉のほか、国内企業の牛肉がベトナム市場に登場してきた。
しかし、現在の市場に、品質の低い輸入品を国内に行き渡せた輸入業者が多々あるため、外国産牛肉のイメージに悪影響が出た。ベトナムで、日本の牛肉が神戸牛といった誤った認識が未だ一般的であるため、ベトナム産和牛は、同じ商品より安いという強みがあるが未だ売れにくい。
最近、和牛をよりベトナムに広げるために、複数のプロジェクトは農家への和牛の種牛の供給で牛肉の品質向上を図っている。これらの牛肉は通常の牛肉より高値で販売されている。
市場の潜在性について農業の専門家によると、和牛需要が増えているが購入者は高所得者が殆どという。輸入の牛肉品は現在、1キロ当たり最低でも100万VND、最高で約1900万VND(テンダーロイン)であり、通常の価格が900万VNDであり、かなり高い価格で販売されている。それに対し、ベトナム産和牛は比較的に魅力的な価格である。それによって、市場の需要開拓に注力すれば、企業が発展していく。逆に、ブランディングを上手に実施しない場合、生産地の不明の輸入品に圧倒されてしまうのが避けられない。