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首相:労働組合は労働者の権利の保護義務を心がけるべき
7月28日午前、ハノイで開催されたベトナム労働組合設立90周年記念式で、グエン・ズアン・フック首相は「労働組合はベトナム共産党の建設・保護及び政治体制の維持における先駆的な社会的かつ政治的組織、労働者の確固たる頼り、労働者と政府との架け橋である」と述べた。
ベトナム労働総連合は「テット・スム・ヴァイ」(旧正月テトに貧しい労働者が帰省できるように交通費を援助するプログラム」や「労働者の月」など複数の実質的な活動や、労働者が首相と直接に意見が交換できる例年会合を行った。
その場で、首相は労働組合の改革に存在している課題を取り上げた。ベトナム労働総連合をはじめとして各レベルの労働組合は、現状に沿った作業計画を策定すべく引き続き労働者の雇用、収入、生活の状況を把握し、労働者の実情に耳を傾けると求められる。
また、労働組合は雇用、賃金、労働、社会保険、労働安全衛生に関する方策の構築、安全労働環境作り、労働者の健康の保証、労働団体又は個人間の紛争における労働者の権利保護に取り組むべきと首相は強調した。
最後に労働組合は、政治に対する正しい意識、仕事への責任感を持っている組員の教養に注力する必要があるという。