海難事故に遭った船員を無事に海岸へ救急搬送できた

6月11日午後2時20分ごろ、地域４のベトナム捜索救助調整センターは、海難事故で重傷を負ったカインホア省出身の船員一人を無事に同省カンライン港に救急搬送した。

同日午前9時にベトナム捜索救助調整センター地域４は、漁船KH07714-TS号の船長から、グエン・タイン・フン船員（1971年に生まれ、カインホア省ニャチャン市在住）が作業中にアンカーウィンチのロープに足を取られたとの緊急通報を受けた。

フン氏は出血に苦しみ、右足が潰れた。足が骨折した可能性がある。そして、大量の出血によって彼が呼吸困難になり、不整脈を起こし、命にかかるほどの重傷を負った。

通報を受けた直後、ベトナム捜索救助調整センター地域4は直接にこの漁船に連絡して、応急手当を指導して、船員の命を取り留めようとした。

その努力にもかかわらず、フン氏の健康状態の悪化が続いたため、同センターはニャチャン港に停泊中の捜索救助用船舶SAR27-01号を動員して、救助活動に当てた。

現在、フン氏はカインホア省総合病院で治療を受けている。