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品質が悪いベトナム製品はスーパーから姿を消す
ホーチミン市で開催された「ベトナム製品に翼をさずける」をテーマにしたセミナーで、ホーチミン市商工局グエン・ゴック・ホア副局長が述べた最近の調査結果から、消費者は安全なオーガニック食品に対する関心が徐々に高まってきたことがわかった。
ホア副局長によると、ホーチミン市は、現在、原産地が明瞭で安心安全な商品の生産を手がけているベトナム企業に対する支援強化に取り組んでいるという。さらに、同市は近隣地域と協力し、VietGAP、GlobalGAP、オーガニック関連認証を取得した各地域の特産品の生産を促進する。
ホーチミン市商工局は、この間、大手生産企業やMM Market、Saigon Co.op、Big Cスーパーチェーン等の大手流通企業と共に、安全ベトナム製品を市場全体に流通させることを目的にした「ベトナム製品に翼をさずける」イベント参加に関する覚書に調印した。それと同時に、各関係者は共同でベトナム優良企業を支援し、不正を働くブラック企業を排除することに同意した。
安全食品取扱計画を図るMM Megaスーパーチェーン(旧名:Metro)は、品質が悪い原産地が不明確な食品を取り扱わず、VietGAP認証食品のみを販売する方針を打ち明けた。さらに同社は、流通システムを既に構築した海外市場への輸出基準を満たした商品輸出を支援する仕組みに注力する。