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中国の通貨切り下げ、ベトナム経済は影響を避けられず

米中貿易戦争が激化した12月以来、中国の人民元NDTは対米ドルで最も低い水準に切り下げられた。CNBCによると、人民元は今月に入り2.5%下落したという。

多くの専門家によると、中国による人民元の切り下げによって、同国が制御不能の深刻なマクロ経済的不安定に晒される恐れがあるという。更に、この動きがベトナムを含む他の国の経済に大きい影響を及ぼすと考えられている。

また、人民元の大幅下落が、為替リスク回避のために外国投資を中国からベトナムに移行させる傾向を促進してしまうという意見が多く寄せてきた。統計総局のデーターによると、今年最初の4か月間にわたり、FDI総投資額が146億USDにも達し、前年同期比で81%増加した。実行されたFDI投資額が同7.5%増の57億USDにのぼったという。

しかし、ヴォ―・ヴァン・ロゥック専門家が、人民元の取り下げは、投資家のベトナムへの移行の主な原因ではないと述べた。投資家によるベトナム進出急増が、米国が中国製品を対象に非常に高い関税を課しているからと考えらえる。それにより、中国企業さえも「亡命」せざるを得ない。更に、投資誘致におけるベトナムの優位性も欠けられない要因でもある。

 

 

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