文化 - 生活
中国からの投資額:17億USDを超え 案件ごとに500万USD未満
統計総局によると、過去7ヶ月間で中国の投資家によるベトナムへの投資額は17.8億USD(約1,958億円)になり、ベトナムに投資している国・地域でトップとなり、全国の登録投資額の約21%を占めている。
中国系の投資家の資本は31億USD(約3410億円)で、韓国系の投資家の2倍、日系の3倍近く、シンガポール系の4倍以上も高い。韓国、日本、シンガポールは以前、ベトナムへの投資額が高い相手国である。
関税総局によると、ベトナムの中国からの輸入量が急増したのがは15グループの輸入品であり、うち6グループは米国に制裁関税を課される中国製品と同じであることが判明した。それは中国企業が米国に輸出するために、ベトナムを製品の産地を偽装する場所にする狙いがあると考えられる。それらの製品は木材、木製品、電気ケーブル、電子部品、電話、電気機器、家電製品、履物などである。
現在、米中経済摩擦が激化しており、中国企業がベトナムにある中小事業に身を隠したり、商品の産地偽装が途絶えなかったりする状況が続く中、ベトナム当局が具体的な統計結果や対応策を早期に出さない限り、計り知れない損害を破るのがベトナムの経済そのものだという、経済専門家の懸念の声が上がった。