VIB：6ヶ月の税引前利益が1兆8,000億VNDを超えた

ベトナム国際銀行(VIB)は先程、今年上半期の業績を発表した。同行の税引前利益が前年同期比で58％増の1兆8,200億VND（約88.78億円）となった。

同行の総収益が同36％増の3兆6,000億VND（約175.6億円）を上回った。上半期における個人向けの貸出金が21％増加して、その残高が総貸出金に78％を占めている。その中に最も主要な融資商品が住宅ローンと自動車ローンである。

上半期の累計で、同行の税引前利益が1兆8,200億VND（約88.78億円）で、2018年同期と比べ58％増加した。自己資本利益率(ROE)は4四半期連続で25％を超えた。

6月30日、同行の総資産が約164兆VND（約8,000億円）になり、今年の始めの時点と比べ18％増加した。貸出金が114兆9,000億VND（約5604.87億円）になった。

第2四半期末の自己資本は同期首と比べ9％増の11兆6,000億VND（約566億円）に達した。第2四半期には同行が配当性向(5.67％)で現金配当を行い、7月初旬に自己株式の3.18％に配当を支払うために株主名簿を閉鎖する。

同行の代表者によると、第3四半期には年次総会の決議に従って株式報酬の18％の配当を行い、定款資本金を9兆2,450億VND近く（約450億円）に増額する予定であるという。同行は2019年1月1日をもってバーセルIIの適用を開始し、6月30日時点での自己資本比率(CAR)が9.3％となった。