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ホーチミン市中心部に入る自動車を対象にした34か所の徴収所建設に2,500億VND支出を提案
ホーチミン市交通運輸局によると、冒頭の案件は、市内中心部の交通混雑の暖和、住民への公共交通の利用促進、環境汚染の低減、道路維持管理予算への増額や公共交通機関の拡大に貢献する目的を持っているという。
同案件では、中心部地域や、交通渋滞が頻発している主要な道を囲むような複数の徴収所を持っているシステムが展開されることになる。
そのシステムには、入口が多いノンストップ料金徴収所34か所と、全ての徴収所を連接させ、情報管理及び同システムの徴収活動の管理・運営を行うオペレーティングセンターがある。
徴収所システムは、Nhieu Loc・Thi Nghe川沿いのHoang Sa通りからNguyen Phuc Nguyen通りとCach Mang Thang 8通りの交差点までの区間、Ba Thang Hai通り、Le Hong Phong通り、Ly Thai To通り、Nguyen Van Cu通り、Vo Van Viet通り、Ton Duc Thang通りを含むものだ。
同案件の総投資額がおおよそ2,500億VND(約12億円)と推定され、2019年~2021年期の同市の予算から支出されるものだ。投資主がサイゴン川水路管理社である。
交通混雑緩和のための料金徴収所設置の提案は数年前から提起されたものの、様々な意見があったため、同市が未だに実施に移っていない。前の意見では、自動車に対する徴収額が3万~6万VND(約150~300円)、バスや公共交通機関には無料だった。