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ホン川の洪水が急上昇 作物が水没
1月9日に急に発生したホン川(紅河)の大洪水により、農家が川沿いの畑に植え付けた春蒔き野菜が完全に水没した。ラオカイ市内の紅河のコンクリートの堤防建設工事には紅河の水位急上昇による重大な影響が出た。
ラオカイ省水文気象観測機関の機関長Luu Minh Hai技術家によると、この数日、ラオカイ省で豪雨が連続的に発生している。その中、複数の場所で計測した一般の雨量が20~40mm。大雨になったのはラオカイ市(雨量48mm)、タヴァン(サパ)(同60.2mm)、サパ街での雨量が81mmと最も多かった。
紅河の上流で長時間続いている大雨によって、上流からの水は勢いよく流れ、ラオカイ市を通過しているところで大きな洪水を引き起こした。1月9日午前5時、ラオカイ水文機関は水位が80.53mまで上がり、警報レベル1の水準を0.53m超えたと観測した。洪水変動が3.84mに達し、現在水位が徐々に低下している。
1月9日午前、紅河の水位が異常に急上昇した現象は中国にある上流の洪水から流れ込んできた水によるもので、2002年同期に発生した洪水より規模だ大きかった。
現在、紅河の水位は段々低下しており、この洪水と豪雨によるラオカイ省への影響について正式な報告がまだないという。