経済
ベン・タイン・メトロの重要案件:ホーチミン市人民委員会は権限違反行為で承認を実行
国家会計検査院の決定を実行するにあたり、第4号の専門検査代表団は、2018年9月11日から11月9日まで、ベンタイン~スオイ・ティエン間のホーチミン市都市鉄道1号線の建設案件を対象に検査を実施した。結果として、ホーチミン市人民委員会が同案件を相応しい価値に調整しておらず、承認の手続き順番を遵守ぜず、権限違反行為をしたことが判明されたという。
また、同市人民委員会は投資の有効性や明確な資金源の評価報告がないうちに同案件調整の承認を決定したことも明らかになった。
検査代表団は都市鉄道管理員会の不正行為を指摘した。副会長ホアン・ヌー・クオン氏が権限に違反して案件調整を承認した。具体的には、彼は副会長といった自己の権限だけで国の重要案件の総投資額の引き上げ及び規模の拡大を調整したという。
2011年9月21日時点での総投資額は9,992万5千円に相当した270億VNDで、2014年7月に2億1983.9万円にのぼった。
同市人民委員会による権限に違反した承認決定について、国家検査代表団は、「同案件では国家的に重要な案件の条件に当てはまる問題が発生したため、審査業務は国家鑑定評議会が遂行するべきだ」と述べた。
また、同市人民委員会が鑑定部門に総投資額の審査結果の使用を指示したのが該当規定に不適切だと指摘された。