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ベトナム人修士:20億VNDで韓国でブンボー、フォーを売る

修士課程の修了後、韓国ソウルで就職して運送会社を立ち上げ、ベトナムレストランチェーン設立を夢見したドアン・ゴック・クアン氏がいる。

オフィスビル内の面積わずか50平米のスペースをクアン氏は去年半ばより月額2,000USD(約22万2,000円)で借りている。クアンさんは2018年9月にレストランを開店して10ヶ月後、飲食業界参入のための20億VND(約4100億円)の開業資金を取り戻すだろうと予測した。

6ヶ月をかけて市場調査・物件探しを実施、料理を学んでいたクアンさん。彼によると、現在、韓国にはベトナムレストラン約400店あり、特にソウルには約100店がある。殆どは韓国人のレストラン又は、持ち主が韓国人男性と結婚したベトナム人花嫁で、彼らの知っているいくつかの料理だけを売るレストランである。

クアン氏のレストランは、フォ、ブンボー(Bun Bo=米粉の麺と牛肉)、コムタム(Com Tam=砕き米と炭火焼肉)、チャーゾー(Cha gio=揚げ春巻き)、生春巻き(Goi cuon)、バインミー(Banh mi=ベトナム風サンドイッチ)等は最も人気のある料理である。「韓国人が一人あたりに通常の外食に6~8USD、高級のに11~15USDを費やしている。私の店では約7USDです」とクアンさんは述べた。対象顧客は外国の食文化を受け入れやすい年齢とみられている20~40代の中間層である。

今後の目標について、クアン氏はレストランのチェーン化及びフランスチャイズを実現するためにレシピーや仕組みの改善に取り組んでいると語った。彼は今年中、出資率50%で更に2店舗を開店し、4番目の店舗を完全にフランチャイズ加盟店にするいうと意気込みを語った

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