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ベトナム人 毎年シンガポール旅行に数兆VNDを費やす
2018年にシンガポール訪問のベトナム人観光客が約60万人に上り、2017年比で11%増となったことにより、ベトナムはシンガポールの外国人観光客国別ランキングで10位に入った。
地場系観光大手企業のSaigontourist社によると、以前は3日~4日間以内でシンガポールを希望する観光客がマレーシアのマラッカ又はクアラルンプールをツアーに組み込むことが多かったに対して、現在は、シンガポール観光業の改善により、観光客が退屈することなく3日~4日間でシンガポールを楽しめるようになった。シンガポール旅行ピーク時期が近づきつつあり、国際観光客を惹き付ける複数のイベントやフェアが開催されると見込まれている。その時期、ベトナム人観光客の急増も予想されている。
買い物、治療、留学を目的にシンガポールを訪問するベトナム人が増えてきた反面、一人旅の増加に伴い、シンガポール旅行は観光会社にとって「流行っているツアー」ではなくなりつつあるのが現象。
ビザが不要、移動が簡単、魅力的な観光地が多い等ということは、多くのベトナム人若手グループがツアーよりバックパッカーをする理由と思われている。毎日ハノイ・ホーチミン発・シンガポール着の直行便は推計で約20便である(ダナン発は含まらない)。