経済
ベトナムの有機食品業者へ米国投資基金の投資
1月9日午前、ホーチミン市で、SEAF Women’s Opportunity Fund投資基金(グローバル投資基金管理会社SEAFが管理しているSWOF基金)と投資株式会社ORGANICA (Organica)は、ベトナムでのOrganicaの有機食品の生産開発・販売事業に関わる投資協力協定を締結した。
SWOFはOrganica社の30%の株式を購入し戦略的株主になることで投資を実施するとともに、財務管理や今後の発展戦略策定においてOrganica社にサポートすることを約束した。
さらに、SWOFは、事業拡大計画に必要な資金を確保するために長期貸付金をOrganica社に提供する意向だ。
ベトナムでは、SEAFは様々な異なる業界の20社以上に投資事業を展開してきた。その中、有機製品業においてベトナムで投資を受けたのはOrganica社が初めてだ。
Jennifer Buckey氏によると、SWOFはSEAFの新しい基金であり、創業者が女性で社会に積極的な影響を与える分野で活躍している会社を中心に投資を行う。
Organica社への投資は、同基金はOrganica社の情報を吟味し、事業データーを分析し、ベトナムにある複数の農園や農産物・有機食品の市場を実際に視察した上で決定したものだ。
Organica社取締役のファム・フオン・タオ氏によると、SWOFからの投資金が、より多くのベトナム消費者に有機製品を届けることを目的にした同社の新しい小売店開設や通販システム改善を後押したという。