経済
バンドンのカジノ事業承認に向け 法改正の可能性
財務省はこの程、カジノ事業に関する法令03/2017の改正・補足について首相に報告した。この提案は、2018年9月に行われた首相との会談で、クアン・ニン省指導者が提示したものだ。その後、政府本部は、同省バンドン経済地区にある同一投資主による案件の総投資額を試算し、その結果をカジノ事業条件を判断するための基準として使用するよう財務省に指示した。
政府に送付した財務省の書簡によると、政治局による報告では、カジノ事業投資の規模が最低20億USD(約2200億円)で、事業を開始できるのが少なくとも総投資額50%に相当した10億USD(約1100億円)支出を完了した後だというこがが明らかになったという。カジノ事業に関わる政府の法令03/2017も上記の旨に同意した。
バンドンでは、カジノは、バンドン・カイバウ地域に立地する高級複合観光施設の案件の一部である。同案件は総面積2,500ヘックター、総投資額20億USD(約2,200億円)強、地場産グループ(Sungroup)により投資されており、現在は実施中である。
それにより、法令03/2017の改正案が承認されれば、同社は確約通りに20億USDを十分に投資しなくてもバンドンでカジノ事業を展開することが可能になる。