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ハノイ:無料な避暑シェルターを設置
ベトナム赤十字社はハノイ赤十字社と協力して、548 Tran Cung通りと527 Pham Van Dong通り(Bac Tu Liem区)で無料な避暑シェルターを試験的に設置した。同活動はドイツ赤十字社が援助するプログラムの一部である。
避暑シェルターは、地区役所、住民や野外で働く労働者や売り歩く人が多く集まっている場所などに設置される。そこで住民が冷たいお水を飲み、ウェットティッシュを使い、エアコンが効いた部屋で昼寝をすることができる。常住するボランティアや医療スタップが避暑対策をアドバイスしたり、熱ショックや熱中症になった人に応急処置をする。
ベトナム赤十字社はワーカーが多く集まるところで置くバス型の避暑シェルターの設計をしている。また、ボランティアは低所得の労働者の寮でキャンバスを覆ったり塗料を塗り直したりする室温を下げるための対策を施している。
この試験的な避暑活動は2019年7月20日から9月半ばにかけて実施される。結果を評価した上で、ベトナム赤十字社はタインホア省、ヴィン市(ゲアン省)、ハティン省、ダナン市など他の都市に拡大を検討する。
今年夏の始めから現時点まで、北部と北中部各省で、猛暑が長期間継続的に続いてきた。ハノイ市で数日にわたり、気温が40度を超えた。国立水門気象予報センターによると、2019年、全国の平均気温が過去より0.5~1度高いことが記録された。