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タイ湖から100万立平の水をTo Lich川に放流
7月9日午前9時頃、ハノイ排水社はタイ湖の放流扉を開けて、同湖から100万立平の水をTo Lich川に流した。
ハノイ排水社ファン・ホアイ・ミン副社長によると、雨季における同社の排水関係作業には、タイ湖を含むハノイ市にある全部の池や湖沼の水位を引き下げることが必要になるという。
面積500ヘクタールのタイ湖の水位は現在、基準より25cm高い。この水位を規定値に調整するために、同社は100万立平の水をTo Lich川に放流することを計画している。放流扉が約二日間で開けられた。
また、タイ湖から100万立平の水を受け取ったため、To Lich川はこの二日間で連続的に水の流れが作られた。「タイ湖からの約100万立平の水により、To Lich川の汚染が減少する見込みだ」とミン氏が話した。
ハノイ市は現在、日本とドイツ技術応用をはじめ、To Lich川の「復活」に向けて様々な方法を試験的に導入している。それらの技術がTo Lich川の臭気の低減や水内の酸素量向上に成功したという楽観的な結果をもたらした。