経済
サムスンの利益:第2四半期に半減
サムスン電子は第2四半期の財務諸表を発表した。その中に、メモリチップ価格の低下により、同社の利益が6兆6,000億ウォン(56億USD=約5,808億円)、前年同期比で56%減少したことがわかった。
チップ生産は以前として同社に最も高い利益源となった。しかし、この利益が前年より71%も減少して、3兆4,000億ウォン(約2,992億円)となった。
携帯電話は利益が42%減の1兆6,000億ウォン(約1,408億円)となった。それは高級携帯電話の売上高低迷とマーケッティング費用の増加によるものであるという。
同社の第2四半期の売上高は56兆1,300億ウォン(約4兆9,394.4億円)。同社は今年下半期に新たな高級携帯電話を発売する計画があり、利益向上を図る。但し、現在、世界のスマートフォン市場は停滞が続いており、改善の見込みがない状況。
また、同社の第3四半期の業績は日本の半導体材料の輸出規制により影響を受ける恐れがある。日韓関係は戦時中の強制労働に関わる問題で緊張感が高まっている。