政治 - 社会

コートジボワール共和国の外務大臣Marcel Amon氏:T&T Groupと会見を行った

2019年6月19日午後、コートジボワール共和国の外務大臣Marcel Amon氏が率いるベトナム公式訪問中の代表団は、地場系コングロマリット(複合企業)T&Tグループと会見を行った。コートジボワールは現在、アフリカにおけるベトナムの2番目に大きな貿易相手国である。

T&Tグループはコートジボワールにおける貿易及び投資事業を強力に展開しているベトナムの先駆者であり、ベトナム国内の企業とコートジボワールの各協会・企業との架け橋の役割を果たしている。上記の会見では、コートジボワールでT&Tグループが実施している貿易・投資案件に関わる問題に焦点が当てられた。

綿加工・販売計画について、T&Tグループはコートジボワール政府及び紡績・カシューナッツ協会に対して、少なくとも年間100,000トンの綿を購入し、購入量を徐々に増やしてサポートすることを提案した。同グループは、コートジボワールでの綿糸加工工場への投資を計画する。

現在、カシューナッツはコートジボワールで最も商業的な価値のある作物である。同国のカシューナッツ生産量は1990年の19,000トンから2017年の711,000トン以上に増加し、2018年に750,000トンに達した。同国のカシューナッツ産業は、インドとベトナムを中心に生カシューナッツ輸出に大きく依存している。コートジボワールの生カシューナッツ輸出産業におけるベトナムへの輸出量はこの5年間で指数関数的に増大しつつあり、2013年の221,423トンから2017年の448,217トンまで上がった。それにより、ベトナムはコートジボワールのトップの貿易相手国になった。


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