アジアはベトナムの最も重要な訪越観光客市場
観光業界全体の努力により、観光業は格段の成長を遂げ、国全体の成長に貢献している。ベトナム観光は名誉のある多くの世界観光賞を受賞しており、2018年アジアの最高の観光地(World Travel Award)、2018年アジアの最高のゴルフ場(World Golf Award)の称号を与えられた。ベトナム人及び外国人観光客数、観光客から得た総収入等いずれも伸びを見せ、観光業は配分された数多くの目標を達成した。活発に行われた観光活動は多くの地方地域のGDPに大きく貢献するハイライトとなった。
一方、観光業は複雑な動きをする自然災害や暴風雨等により、住民の生活や観光事業活動に大きな損害や悪影響が出た。
2018年度、ベトナム観光は外客数が1550万人となり、2017年比で19.9%増、国内観光客が8000万人で、観光客からの収入が約620兆VNDに達し、21.4%増加したことが明らかになった。
アジアは、依然と同じで最も重要な訪越観光客市場であり、観光客が12,075,466人(訪越外客数の77.9%を占め)。それに次ぐのは2,037,915人の欧州(13.1%)、903,830人のアメリカ大陸(5.8%)と437,919オーストラリア大陸(3.2%)。
国別では韓国と中国だけが訪越外客数の54.5%も占めている。重要な観光客市場であるフランス、ドイツ、イギリス、ロシア等の欧州の有数の国は引き続き良好な伸び率を維持している。
2018年、数多くのベトナムの旅行会社、ホテル、リゾートはワールド・トラベル・アワード(World Travel Awards =WTA)に選ばれた。地場旅行会社のViettravel社は6年連続で「アジア最高旅行会社」として表彰を受けた。それ以外、「世界ベストのリゾート」や「アジア最高のリゾートホテル」や「アジア最高ゴルフ場ホテル」等の称号が他の業者に授与された。