経済

ビングループ:医薬品輸入でスイスのグループと事業連携

地場系コングロマリットのビングループ(Vingroup)の子会社であるビンファー(VinFa)はスイス系DKSHグループと事業連携することが明らかになった。

両社による戦略的協力覚書の署名式は3月21日にハノイでも催された。

それにより、両社は医薬品の輸入・販売において事業連携することに一致する。ビンガーとDKSH社は、海外の有数の製薬会社を探し、最先端の医薬品をベトナムで生産を実現することに取り組み、国内医薬品市場の安定確保を図る。それに加え、既存のネットワークを通じて両社は、先進的な技術を利用した工法で作る医療薬品、特に民間薬製品を海外に輸出することにより、ベトナムの伝統医学を海外に広げることを目指している。

医薬品市場に参入したところにもかかわらず、ビンファー株式会社は市場シェアを拡大し続けている。現在、同社は国際基準を満たした医薬品及び生物学的製剤、薬用化粧品、化粧品、機能性食品等を対象に研究・開発・製造・販売を行うことに注力している。

一方、DKSHグループは創業150年で世界有数の市場開発サービスを手掛ける企業である。既に35か国に参入しており、世界825か所の拠点を持ち、専門家の人数が33,000人、2018年度の売上が113億CHF(約1兆2,487億円)にもなった。同社は生活用品、健康商品、業務用化学物質、技術機器といった4つの主要分野に焦点を当て個別サービス及び総合サービスを展開している。

 

 

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