経済

タイの大手企業:Sabecoでの持分配当率を増やしたい

サイゴンビール・アルコール飲料公社(サベコ=SAB)の取締役会はこの程、2018年度の収益分配計画を発表し、次の年次株主総会に提案する予定。賞与福祉厚生費、開発投資金や社会貢献活動の費用等いずれも承認済の計画より上昇し、控除総額が660億VND(約3億2500万)になった。

サベコは配当率を50%に引き上げた。それにより1株当たりに5,000VND(約23円)を受けることになる。それは当初の計画から15%ずれるため、ベトナムビール市場に最も高いシェアを持つ同社は1兆VNDを支出するとの推計値を示した。

タイ最大手アルコール飲料メーカーのタイ・ビバレッジ(Thaibev)の指導者によると、東南アジア地域におけるアルコール飲料消費の鈍化が続いている一方で、サベコは顕著な伸び率を維持しているという。ベトナムは若い人口構成があり、販売網が広いのに加え、ビール市場が同地域で最も高い成長率を持っている。こうした市場に事業を拡大する上には、サベコの買収が重要だと同社は信じているという。

次の会議で、サベコは生産量を1兆9080億リットルに引き上げる計画の承認を得るために株主総会に提出する予定。純売上と税引後利益はそれぞれ38兆8710億VNDと4兆7170億VND、昨年比で7.5%と6.6%伸びていた。

 

 

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